アニマルマン
アニマルマン (Animal Man)ことバディ・ベイカー (Buddy Baker)は様々な動物の能力を使えるスーパーヒーロー である。アニマルマンのパワーの源はザ・レッド と呼ばれるパワーウェブ(形態形成場)であり、地球上のみならず、時に宇宙の様々な動物の力を彼に与えている。彼は普段、俳優やスタントマンをしており、ロック歌手だったこともある。妻のエレン・フレイジャー と、クリフ とマクシーン という二人の子供と共にサン・ディエゴに住んでおり、家庭を大切するスーパーヒーローとして、バランスを取って人生を送っている。彼はフォーガットン・ヒーローズ 、ジャスティス・リーグ・ヨーロッパ のメンバーであった。NEW 52 のリブート後はジャスティス・リーグ・ユナイテッド の一員となった。
初登場 [ ]
アニマルマン
作者
デイヴ・ウッド 、カーマイン・インファンティーノ
初登場
ストレンジ・アドベンチャーズ #180 (1965年)
歴史 [ ]
シルバーエイジである1965年、SF系のアンソロジー・コミック『ストレンジ・アドベンチャーズ 』で、ライターのデイヴ・ウッド とアーティストのカーマイン・インファンティーノ が手がけたストーリーでデビューしたバディ・ベイカーは、当初はヒーローのコスチュームを着ていなかった。同誌では60年代に5回登場しており、3回目の登場である#190にてAマンと名乗ってコスチュームに身を包み、次の#195ではアニマルマンとなっている。 『ストレンジ・アドベンチャーズ』の後しばらく登場がなかったが、1980年の『ワンダーウーマン 』#267〜268にて久しぶりに登場し、84年には『アクション・コミックス 』#552〜553にて忘れられたヒーローたちによるチーム「フォーガットゥン・ヒーローズ」一員として登場した。88年にはイギリスの気鋭ライターであるグラント・モリソン による個人シリーズ『アニマルマン (Vol. 1) 』がスタートした。元々は4号のミニシリーズとして計画されていたが、セールスが好調だったためオンゴーイングシリーズとなり、モリソンは開始から約2年にわたる担当期間で、アニマルマンを単なる動物の能力を操れるだけのヒーローではなく、宇宙を見渡す視野を持ったキャラクターとして描きなおした。1990年の#26でモリソンが『ドゥーム・パトロール 』に専念するため担当を離れた後はピーター・ミリガン やトム・ヴィッチ 、ジェイミー・デラーノ らがライターとなった。SFの要素だけでなくホラーの要素も取り入れていき、#57からは大人向けのインプリント・レーベルであるヴァーティゴ からの刊行となった。また、1989年〜1990年にはジャスティス・リーグ・ヨーロッパ のメンバーとして『ジャスティス・リーグ・ヨーロッパ 』#1〜12にも登場した。
2006年にはグラント・モリソンもライターとして参加した週刊シリーズ『52 』にてメインキャラクターの一人として登場し、続けて『52 』と『ファイナル・クライシス 』をつなぐイベントである『カウントダウン 』の関連タイトル『カウントダウン・トゥ・アドベンチャー 』にてアダム・ストレンジ、スターファイヤーとともにメインで描かれた。また、2009年にはジェリー・コンウェイ による未来を舞台にしたミニシリーズ『ラスト・デイズ・オブ・アニマルマン 』が全6号で刊行された。 『フラッシュポイント 』後、2011年にNEW 52 の最初の52作品の一つとして『アニマルマン (Vol. 2) 』が、ライターにジェフ・レミーアを迎えてスタートした。同誌ではスコット・スナイダー による『スワンプシング 』とのクロスオーバーイベント『ロットワールド 』も展開された。
2012年にはカートゥーン・ネットワーク のショートアニメシリーズ『DCネーション 』で4話の短編アニメが作られ、アル・ヤンコビック がアニマルマンの声を担当した。
ユニバース別のアニマルマン [ ]
バディ・ベイカー (ニューアース )
主な登場作品 :アニマルマン (Vol. 1)
バディ・ベイカー (DCAU )
主な登場作品 :ジャスティス・リーグ・アンリミテッド (コミックス)
コミックスのみの登場
アニマルマンのコミック [ ]
1988年〜1995年 #1-89, アニュアル#1
2011年〜2014年 #1-29, #0, アニュアル#1-2
レコメンド [ ]
コミックス [ ]