グリーンランタン&グリーンアロー (Green Lantern/Green Arrow)は、グリーンランタンとグリーンアローをメインキャラクターにした、ブロンズエイジのコミックである。
概要[]
本シリーズは『グリーンランタン (Vol. 2)』から引き継いで1970年にスタートした、グリーンランタンとグリーンアローとの共演タイトルである。デニス・オニールによる、当時のアメリカの社会状況を反映した作風で、ブロンズエイジを象徴するシリーズとなった。1972年に#89で一時休刊となり、二人のストーリーは『フラッシュ (Vol. 1)』の#217〜220と#226で展開された。その後のグリーンランタンは『フラッシュ (Vol. 1)』#221〜246で、グリーンアローは『アクション・コミックス』#421〜458で、それぞれ併録された。
1976年に#90から刊行が再開され、#122まで続いた後、ナンバリングはそのままに、グリーンランタンの単独タイトルへと戻った。
#88は過去のストーリーのリプリント号だが、ゴールデンエイジのグリーンランタンであるアラン・スコットの未発表ストーリーが収録されている。
本シリーズの前半(#76〜89)と『フラッシュ (Vol. 1)』#217〜220、#226は後年発売されたTPBの副題から『ハード・トラベリン・ヒーローズ』とも呼ばれており、1983年〜84年に『グリーンランタン/グリーンアロー』として全7号のシリーズでリプリントされている。
キャラクター[]
ストーリー[]
作者[]
ライター[]
- デニス・オニール (Dennis O'Neil)
- エリオット・S・マッギン (Elliot S. Maggin)
アーティスト[]
- ニール・アダムス (Neal Adams)
合本/単行本[]
翻訳単行本[]
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グリーンランタン/グリーンアロー | 絶版 | |||
作:デニス・オニール | 画:ニール・アダムス | ||||
出版社:小学館集英社プロダクション | 発売:2011/8/12 | 原作:1970年〜1974年 | |||
今、あらためてヒーローのあり方を問う!! 名作『グリーン・ランタン/グリーン・アロー』が初邦訳でついに登場! <収録:グリーンランタン (Vol. 2) #76-87, 89、フラッシュ (Vol. 1) #217-219, 226> |
TPB[]
受賞歴[]
年 | 対象 | 賞 |
---|---|---|
1970年 | #76『No Evil Shall Escape My Sight』 | ベスト・ストーリー |
グリーンランタン&グリーンアロー | ベスト・シリーズ | |
デニス・オニール | ベスト・ドラマ・ライター | |
ニール・アダムス | ベスト・ドラマ・ペンシラー | |
ディック・ジョルダーノ | ベスト・ドラマ・インカー | |
1971年 | #85『Snowbirds Don't Fly』 | ベスト個別ストーリー |
ニール・アダムス | ベスト・ペンシラー(ドラマ部門) | |
ディック・ジョルダーノ | ベスト・インカー(ドラマ部門) |
関連タイトル[]
- グリーンランタン Vol 2
- フラッシュ Vol 1
- アクション・コミックス Vol 1