ジェームズ・タイノンIV(James Tynion IV)はコミックライターである。バットマンのコミックを多く担当しており、スコット・スナイダーとも多くの共同執筆作品を手がけている。
来歴[]
ウィスコンシン州ミルウォーキーで育ったジェームズ・タイノンIVは、サラ・ローレンス・カレッジ在学中にスコット・スナイダーと出会い、彼から執筆術を学んだ。その後ヴァーティゴでインターンとなり、シェリー・ボンドの下で働いた。
広告業界に勤めた後、スナイダーに声をかけられ、2012年以降『バットマン』でいくつかのバックアップ・ストーリーを手がけるようになる。2013年には『レッドフード&アウトローズ』のライターを担当し、2015年にはマキシシリーズ『バットマン・エターナル』で共同ライターを務めるなど、バットマン系のタイトルを多く担当している。DCリバース以降も『ディテクティブ・コミックス』や『バットマン』など、バットマン系タイトルを中心に手がけている。
代表作[]
バットマン[]
- 『バットマン・エターナル』(2014年〜2015年/スコット・スナイダー他と共同)
- 『バットマン&ロビン・エターナル』(2015年〜2016年/スコット・スナイダーと共同)
- 『ディテクティブ・コミックス (リバース) #934-981』(2016年〜2018年)
- 『バットマン (Vol. 3) #86-』(2020年〜)
バットマン/タートルズ[]
- 『バットマン/ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』(2016年)
- 『バットマン/ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズII』(2018年)
- 『バットマン/ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズIII』(2019年)
バットマン関連[]
- 『レッドフード&アウトローズ (Vol. 1) #19-28』(2013年〜2014年)
- 『タロン #0-14』(2012年〜2014年/スコット・スナイダーと共同)
- 『ジョーカー』(2021年〜)
その他[]
- 『コンスタンティン:ヘルブレイザー』(2015年〜2016年/ミング・ドイルと共同)
- 『イモータルメン』(2018年)
- 『ジャスティス・リーグ:ノー・ジャスティス』(2018年/スコット・スナイダー、ジョシュア・ウィリアムソンと共同)
- 『ジャステイス・リーグ・ダーク (Vol. 2) #1-23』(2018年〜2020年)
- 『イヤー・オブ・ザ・ヴィラン:ヘル・アリズン』(2020年)
オリジナル作品[]
- 『ナイス・ハウス・オン・ザ・レイク』(2021年〜)
主な創造キャラクター[]
- カルヴィン・ローズ(共同:スコット・スナイダー/画:ギレム・マーチ)
- アスカロン(画:マルシオ・タカラ)
- インフィニット・ウーマン(画:ジム・リー、ライアン・ベンジャミン)
- アップサイドダウンマン(画:アルヴァロ・マルティネス)
- クラウンハンター(画:ホルヘ・ヒメネス)
- デザイナー(画:ホルヘ・ヒメネス)
- パンチライン(画:ホルヘ・ヒメネス)
- ミラクル・モリー(画:ホルヘ・ヒメネス)