- 「マザーボックスは発見され、ユニティは達成される。ここには守護者がいない。ランタンも、クリプトン人も。他の世界と同様にこの世界も破滅することだろう。ダークサイドを讃えよ。」
- -ステッペンウルフ
ステッペンウルフは強力なニューゴッドで、かつては彼の甥でありアポコリプスの領主であるダークサイドの使者だった。パラデーモン軍の将軍を務めていた彼はアポコリプスの王位を奪おうとする敵に加担してダークサイドを裏切り、後にその簒奪者を自ら倒したことで償いを証明しようとしたが、追放され、ダークサイドの名の下に5万の世界を征服する任務を負った。スーパーマンの死後、地球上のマザーボックスが目覚め、彼はその呼びかけに応えてセミッシラに到着し、アマゾンが保管していたボックスを取り戻し、世界の征服を開始した。
侵攻を続けていた彼は世界を守るために団結したヒーローたちで構成されるジャスティス・リーグの共同作戦に抵抗し、世界の地殻に隠された反生命方程式の存在を発見し、アポコリプスの艦隊に警告を発したが、復活したスーパーマンの加勢でマザーボックスのユニティを完了することができず、ワンダーウーマンに首を落とされた。
経歴[]
人物[]
能力[]
装備[]
- 装甲: ステッペンウルフは輝く金属製の”生きた”装甲を身にまとっていた。ほぼ共生するように着用者と呼応し、完全に展開すると顔以外の全身を覆う。装甲は自ら形を変え、戦闘時にはスパイクを出現させ、刃を閉じてアマゾンが放った矢を防ぐ能力を持つ。装甲は銀色のような未知の金属で作られており、大口径の武器や爆発物、アテナの剣やアクアマンのトライデントなどの神秘的な魔法をかけられた物からの攻撃にも耐えられる。しかし、クリプトン人のヒートビジョンには耐えられなかった。
- マインドプローブ:アマゾンが所持していたマザーボックスを入手した後、ステッペンウルフは残りの2つを探し始めた。左のガントレットに埋め込まれたクモのようなプローブを使用して捕らえた者の心をスキャンし、記憶のホログラムディスプレイを投影させて情報を得た。
- マザーボックス: ボックスを使用してブームチューブを開いた。
兵器[]
- エレクトロアックス:ステッペンウルフの主な攻撃武器。ニューゴッドはこれを一定時間ごとに周囲のエリアの大部分を爆破して消滅させるために使用する。また、この武器はステッペンウルフの強さを著しく高め、ワンダーウーマンやアクアマンなどのジャスティスリーグのメンバーと互角に戦える、あるいは圧倒できるほどにまで高めた。
トリビア[]
- デヴィッド・エアー監督は当初『スーサイド・スクワッド』にステッペンウルフを登場させる予定だったと明かした。エンチャントレスの制御下にあったマザーボックスをステッペンウルフがブームチューブで強奪するという内容だった。