DCデータベース wiki

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「これを見てみろ。この醜い地から新たなクリプトンを作ることもできたのにお前は我々よりも人間を選んだのだ。私はクリプトンを守るためだけに存在する。それが私が生まれた唯一の目的なのだ。そして、私が取る行動の全てがどんなに暴力的で残酷であっても、我が民にとって大きな利益となる。そして今や私には民がいない!私の魂...それがお前が私から奪ったものだ!」
-ゾッド将軍

ドゥルー=ゾッドはクリプトンの戦争犯罪者で、戦士のギルドの元リーダー、ラオの剣を創設してクリプトン内戦中に同ギルドを率いた。

クリプトンの破滅を逃れてファントムゾーンの監禁から解放された彼は地球で母星を再建するという使命を果たそうとした。スーパーマンの最初の強敵となった彼はメトロポリスの中心部での甚大な巻き添え被害を出した対決の末に彼に首を折られた。

彼の遺体はスーパーマンを研究する委員会の鍵となって異星鉱物クリプトナイトがクリプトン人の最大の弱点であることを知られることになった。レックス・ルーサーが彼の遺体を使って古くから禁じられていたクリプトン人の研究を実行して凶暴なハイブリッドクリプトンの怪物ドゥームズデイを生み出した。

生涯[]

人物[]

能力[]

「私は戦士になるために育てられたんだ、カル。五感を研ぎ澄ますために生涯をかけて訓練してきた。お前はどこで訓練したんだ?農場か?」
-ゾッド
  • クリプトン人の生理機能:クリプトン人である彼の骨格は人間とほぼ同じである。赤色のM型主系列星(太陽ラオのあるクリプトンなど)の近くの惑星では人間とほぼ同じ身体的特徴を持つが、黄色のG型主系列星(地球など)の近くの惑星では多くの新しい能力と力を持ち、それらは人間どころかメタヒューマンの能力をはるかに超えているため、神のような存在となる。当初、新しい惑星の大気に適応するのに問題があったが、仲間のクリプトン人スーパーマンとの最後の戦いの直前に適応することができた。冷酷で自制心の欠如からその強大な力を決して手放すことはなかったため、当初はスーパーマンを圧倒して単独で全人類を滅ぼせるとまで主張していた。実際、ドゥームズデイが比類なき力を持つことができたのは彼の遺体を遺伝子テンプレートとして受け継いでいたことが大きな要因だった。
  • 超人的な力:数百万トンもの荷物を運ぶことができる事実上計り知れないほどの途方もない超人的な怪力の持ち主である。
  • ほぼ無敵:彼の肉体は事実上不滅である。そのため、巨大爆発の極熱、北極の極寒、宇宙空間の真空への露出、高所からの落下、大口径弾、対戦車用劣化ウラン弾、マーベリックミサイル、クリプトン人の兵器から発射されるプラズマボルト、クリプトン人のヒートビジョン、同じクリプトン人であるスーパーマンによる数々の強烈な打撃にも耐えることができた。死後も無敵状態を保っており、レックス・ルーサーがクリプトナイトの刃のメスでしか施術できないほどだった。
  • 超人的なスピード:マッハ900を超える驚異的な超音速で走り、飛び、反応することができる。
    • 超人的な反射神経: 彼のスピードは反射神経にも及んでおり、同様に速いスーパーマンからのパンチを何度も受け止めて攻撃を何度も避けることができた。
  • 超人的なスタミナ:地球の黄色い太陽のエネルギーを継続的に受けている限り、ほとんど疲れることはない。食事も睡眠も呼吸さえも必要としない。そのため、宇宙空間への飛行や水中への潜水も生き延びることができた。
  • 再生治癒因子:稀に負傷した際に特に直射日光下では超人的な速度で治癒する能力を持つが、首を折られるなど負傷が即死につながるほど深刻な場合、治癒因子では救命できない。
  • 飛行:重力場を操って黄色い太陽光を吸収することで飛行が可能になった。そのスピードと相まって、驚異的な超音速飛行が可能となり、大気圏や宇宙空間への離陸と惑星の地表への安全な着陸を容易くこなす。
  • 超人的な視力:人間をはるかに凌駕する視力を持つ。望遠鏡、赤外線、紫外線、X線、ガンマ線といった優れた視覚能力を備え、集中力さえあれば電磁波の全スペクトルを見ることができる。
    • X線ビジョン:バイザーが初めて開いた時、あらゆる物体や人物を透視できるX線ビジョンの突然の強烈さに圧倒されて制御することができなかったが、最後の決闘の前に集中することで制御することができた。透過できない物質は鉛、クリプトン人ブリーザーのフォースフィールド、 偵察船0344の壁を構成するクリプトンの金属のみである。
    • ヒートビジョン:意識的に対象を見つめてこの能力を発動させることで強烈な熱線を発射することができる。
  • 超人的な聴覚:集中力によって聴覚を制御できるようになった彼は周囲の音を排除して特定の音源や周波数に集中できるようになった。

装備[]

トリビア[]

  • マイケル・シャノンが最終的にキャスティングされる前はヴィゴ・モーテンセンが候補に挙がっていた。シャノンは1980年代の『スーパーマンII 冒険篇』でテレンス・スタンプが演じたゾッド将軍の象徴的な演技と比較した自身の演技について「テレンス・スタンプの象徴的な演技を踏襲するのは大変でしたが、一日一日を大切に過ごしました。」とコメントした。
  • DCエクステンデッド・ユニバースにおけるゾッドはテランス・スタンプ、サイモン・テンプルマン、カラム・ブルーによって演じられたバージョンに続く、このキャラクターの4番目の実写化となる。
  • 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ではマイケル・シャノンの新たな映像は登場しなかった。ゾッドの遺体が登場するシーンは全てマイケル・シャノンの肖像に基づいて作られたレプリカを用いて撮影された。
  • ゾッドとドゥームズデイの血縁関係の設定は以前テレビシリーズ『ヤング・スーパーマン』で取り上げられており、ドゥームズデイはゾッドの血統上の息子であることが明らかになった。ドゥームズデイ役の俳優サム・ウィットワーがシーズン8でドゥームズデイが死亡した後、ゾッドのクローン役を演じるという計画もあった。最終的にウィットワーは断ったが、シーズン8の最終話で短期間だけこの役を演じてその後カラム・ブルーに引き継がれた。