バットガール(Batgirl)は2000年に開始したコミック・シリーズである。
ボリューム[]
バットガール Vol 1[]
1990年代初め、コミック作家のケリー・パケットは『バットマン・アドベンチャーズ』用に初代バットガール(バーバラ・ゴードン)のストーリーを考案したが、彼はこのキャラクターを気に入っていなかった。パケットいわく、「本作の基本的なアイデアは、地元のYMCAで柔道を少しかじっただけの少女がコスチュームに身を包み、頭をふっとばされる事もなく毎晩毎晩バットマンと同じように活躍するというものだ。これがバットマンに良い影響をもたらさないことは明白だ」。
1998年、DCコミックスの編集者がDCユニバースの正史にふさわしい、新しく現代的なバットガールのストーリー制作をパケットに依頼した。パケットはこれ機に、オリジナルのバットガールに感じていた問題点を修正することにした。彼は自身の格闘技の経験も活かし、新ヒロインのために複雑なバックストーリーを考えだす。バットガール/カサンドラ・ケインは中国で暗殺者として育てられ、口頭によるコミュニケーションスキルを叩き込まれた。彼女は7歳の時点で、敵の姿勢を見ることで次の動きを予想することができる格闘技の天才になっていた。バットガールは言葉を話すことができないが、近接戦闘において無類の強さを誇るスーパーヒーローとなった。
『バットガール』シリーズが開始すると、本作の新ヒロインはコミックファンから様々な反応で迎えられた。2001年7月/8月の時点で、バットガールはDCコミックのシリーズ中で6番目に人気のキャラクターになっていた。シリーズは2000年4月に始まり、2006年4月に#73で終了した。
バットガール Vol 2[]
2008年から2009年にかけ、全6篇のリミテッド・シリーズとして刊行された。
バットガール Vol 3[]
2009年に始まったオンゴーイング・シリーズ。ブライアン・Q・ミラー作。ステファニー・ブラウン/バットガールの活躍を描く。2011年、#24をもって終了。
バットガール Vol 4[]
2011年、NEW 52に伴い開始。バーバラ・ゴードン/バットガールの活躍を描く。2016年、#52をもって終了。
バットガール Vol 5[]
2016年、DCリバースに伴い開始。