- 「バリー、我々は傷を負ったことで今の自分がいるんだ。 戻って修正するつもりはない。それに、君には治す必要がある傷などない。たくさんの間違いを犯した年寄りの言葉を教える。過去に生きるな。自分の人生を生きるんだ。悲劇で自分を定義づけるのはよせ。」
- -ブルース・ウェイン
ブルース・ウェインはウェイン・エンタープライズのCEOで、ニュージャージー州ゴッサム・シティで活動するバットマンとして知られる自警団。幼少期に強盗に両親が殺されるのを目撃した彼はブラック・ゼロ事件までに20年以上ゴッサムの犯罪と戦い、ワンダーウーマンと共同創設したジャスティス・リーグのリーダーも務めた。
長年に渡り、アルフレッド・ペニーワースの協力で数多くのヴィランと対決した彼はディック・グレイソンを相棒ロビンとして指導したが、宿敵ジョーカーとその相棒ハーレイ・クインに彼を殺害された。デッドショットとハーレイを逮捕し、ゴッサムで新たな犯罪帝国を築こうとしていたキラー・クロックを街から追い払った後、デスストロークやファイアフライ、マッド・ハッター、リドラーなどのヴィランと対決して倒した。ロビンの死とブラック・ゼロ事件で起きた破壊と犠牲を目撃したことで不殺の誓いを破った彼は冷酷なゴッサムの守護者に変わり、犯罪者たちが彼の評判を警戒するようになった。
2015年、ブラック・ゼロ事件から1年半後、スーパーマンの行動に嫌悪感を抱いてた彼はレックス・ルーサーの策略によって更に彼への憎悪を募らせた。恐怖と怒りがスーパーマンとの対立で増幅し、自分の技術と資源を駆使して、彼の強さに匹敵するだけでなく、その力に対抗し、更には武器化したクリプトナイトで殺そうと弱体化させるまでに至った。しかし、自分のやり方が間違っていたことに気づいた彼はアナトリ・クナイゼフからマーサ・ケントを救うためにスーパーマンと協力した。2人はワンダーウーマンと合流し、ルーサーが創造したクリプトンの巨獣ドゥームズデイを倒したが、この戦いでスーパーマンが命を落とした。
翌年、地球に脅威が迫っていることを知った彼はダイアナ・プリンスと調査を行い、自分の疑念が的中することになった。ニューゴッドのステッペンウルフが既に地球に到着しており、攻撃が差し迫っていることを悟った彼はダイアナと共にルーサーのファイルの監視対象だったメタヒューマン候補を募集することにした。ジャスティス・リーグの結成に伴い、アーサー・カリー、バリー・アレン、ビクター・ストーンという3人の超人の助けを借りて、マザーボックスの力を利用してスーパーマンを復活させる計画を立てた。チームが集結した後、ステッペンウルフの侵略の阻止に成功した。
チームの将来に力を注ぎながら、ゴッサムで犯罪と戦い続けた彼はマーシャン・マンハンターと接触し、ダークサイドの勢力による反撃の可能性があることを警告された。フラッシュの訓練を始めた彼は犯罪者アル・ファルコーネが致死性ウイルスを盗んだ時、ジャスティス・リーグを再び集結させるために彼に協力を求めた。
経歴[]
生い立ち[]
ブルース・ウェインは、ゴッサムシティの名士であったトーマス・ウェインとその妻マーサの間に産まれた。ある夜、親子三人で赴いた劇場からの帰り道、両親であるウェイン夫妻は強盗に射殺される。執事アルフレッド・ペニーワースのもとで成長したブルースは、ウェイン家の財産とトーマスが経営していたウェイン・エンタープライズを引き継ぎ、クライムファイター・バットマンとして活動を開始する。
バットマン[]
ゴッサムシティにて、20年以上に渡り戦いを続ける。相棒としてロビンと共に活動していたが、彼はジョーカーおよびハーレークインの手によって姿を消す。
スーパーマン出現[]
地球にやってきたゾッドとスーパーマンの戦いがメトロポリスに大きな被害をもたらし、ウェイン・エンタープライズのタワーも倒壊。このことから彼はスーパーマンを人類への脅威とみなし、その力を警戒するようになる。
18ヶ月後。ブルースのバットマンとしての活動はより過激になり、サポート役のアルフレッドにすらたしなめられるほど暴走していた。彼は捕まえた児童性愛者や人身売買のブローカーにコウモリの焼印を押しており、それは刑務所内では"死刑"を意味するシンボルとなっていた。
スーパーマンの弱点となるクリプトナイト鉱石を手に入れるため、謎の存在”ホワイト・ポーチュギー(白いポルトガル人)”、そしてゴッサムシティで武器の密売や人身売買に関わるロシア人アナトリ・クナイゼフを追っていたブルースは、彼とレックス・ルーサーが裏で繋がっていることを知る。ちょうどレックスの主催するメトロポリス図書館設立記念パーティに招待されていたブルースは、情報を入手するため彼の邸宅に赴く。
レックス・ルーサー[]
パーティ会場となったルーサー邸にて、ブルースは謎めいた美女に出会う。執事アルフレッドの指示のもとサーバールームにハッキング装置を仕掛けるブルースだったが、会場に居合わせたクラーク・ケントに正体を悟られてしまう。デイリー・プラネットの取材と称し、彼からバットマンの行き過ぎた正義についてどう思うか尋ねられたブルースは、逆にメトロポリスのスーパーマンこそ地球を破壊し得る危険な存在であると糾弾した。
レックスが二人の会話に割って入ってきた際、データの転送が完了。しかしブルースがサーバールームに戻ると装置は謎の女ダイアナによって持ち去られていた。ブルースは彼女の後を追うが、車で逃げられてしまう。数日後、ある博物館を訪れていたダイアナに、先回りしていたブルースが接触。彼女はレックスの持つ写真を取り返したいだけであること、そしてハッキング装置は借りただけであることを告げる。ブルースが自分なら暗号化されたデータを解析できると言うと、ダイアナは装置をすでに彼の車のダッシュボードへと返したと言い、姿を消す。
秘密基地バットケイブへと戻ったブルースはデータの解析を開始。その最中に眠りに落ちた彼は、荒廃した世界でクリプトナイトを追い求め、スーパーマンが率いる怪物の軍団に捕らえられる夢を見る。彼の手によってマスクを剥ぎ取られ、殺された瞬間に目を覚ましたブルースは、光の中から機械のスーツを着た謎の男が警告する光景を幻視する。気が付くと男の姿は消えており、データの解析は完了していた。解析されたデータから、ブルースは”ホワイト・ポーチュギー”が人物の名前でなくレックスの所有する船の名前であること、そしてクリプトナイトが港から運び込まれることを知る。アルフレッドに制止されるも聞く耳を持たず、バットモービルを駆ってトラックの追跡を開始するブルースだったが、戦闘を察知したスーパーマンによって妨害され失敗する。
ブルースは、メトロポリスでの戦いの際に彼が救い出し、その後も社から毎月援助を送り続けていた元社員ウォレス・キーフに金が届いていなかった(実際はレックスによって差し止められ、ブルースを侮辱する手紙と共に送り返されていた)ことを知る。その時、スーパーマンの公聴会の会場となった合衆国議会議事堂が(レックスによって)爆破され、多数の死者が出てしまう。怒りに燃えるブルースは、追跡の際に打ち込んでいたビーコンの情報からクリプトナイトがレックスコープの研究施設に運び込まれたことを突き止め、押し入って強奪する。鉱石からスモークグレネード弾と巨大な槍を作り出し、スーパーマンとの戦いに備え肉体を鍛え上げるのだった。
ブルースは、データを解析する中で奇妙なファイルを発見する。そこにはレックスが集めていた超人類メタヒューマンたちの情報と、第一次世界大戦の時代に撮られたダイアナの写真があった。
バットマンvsスーパーマン[]
雨の降る夜、アーマーを着込んだブルースはゴッサムシティ上空にバットシグナルを点灯させ、スーパーマンを挑発。そこに、レックスによって育ての母であるマーサ・ケントを拉致されたスーパーマンが現れ、話し合いのため歩み寄ってくる。事前に設置していた罠を容易く破壊した彼はブルースに飛びかかるが、スモークグレネードの反撃を受ける。
激しい戦いの末、槍を心臓に突き立てようとするブルースに対し、スーパーマンはマーサの名を出して懇願。自分の母と同じ名前を呼ばれ動揺するブルースだったが、割って入ったロイス・レーンの言葉で正気を取り戻し、槍を投げ捨てる。何かを企んでいるレックスへの対応をスーパーマンに任せたブルースはバットウィングに乗り込み、ある倉庫へと飛ぶ。アナトリ率いる傭兵部隊を壊滅させマーサを救ったブルースだったが、怪物ドゥームズデイが現れたことを知りメトロポリスに舞い戻る。
核ミサイルの直撃を受けながらも大気圏から帰還したドゥームズデイにバットウィングを破壊され、墜落したブルースは窮地に立たされるが、そこにダイアナ=ワンダーウーマンが現れる。太陽光によって再生され帰ってきたスーパーマンとも協力し、三人はドゥームズデイと対決する。
槍によってドゥームズデイは倒れるが、スーパーマンが犠牲となる。国葬のあと、ブルースとダイアナはスーパーマンの遺志を継ぐメタヒューマンたちによるヒーローチームを結成することを決意する。
投獄されたレックスの元にバットマンの姿で現れたブルースは、警告のため焼印を壁に打ち込んだ。しかし彼は意に介さず、宇宙の果てからやってくるさらなる脅威の存在を示唆するのだった。
人物[]
能力[]
装備[]
スーツ[]
- 「コウモリの格好をした男。狂ってるぞ、ブルース・ウェイン。」
- ‐アクアマン
- バットスーツ:優れた耐久性を誇るテクニカルカーボンファイバー繊維を三重織りした防護服と戦闘用アーマー。カウル、首元、ガントレット、ブーツは小銃弾、刃物、パラデーモンの攻撃、スーパーマンのレーザーを防護でき、耐熱性もある。カウルにはデジタル変声機が内蔵されており、マントには滑空能力がある。スーパーマンとの戦いではクリプトン人の攻撃に耐えるために、より重装甲のスーツを着用した。ステッペンウルフの侵攻時は装甲プレートを追加し、防御力を犠牲にすることなく、より軽量で機動性を高めた派生型を着用した。アル・ファルコーネの追跡時に着用した青とグレーのスーツは軽量のアーマーと金色のタクティカルベルトを組み合わせたもので、長距離を滑空することを可能にし、柔軟性が向上した。
- ユーティリティベルト:任務時の補助としてガジェットや武器、ツールが常時収納されているポーチを複数搭載したバットマン専用ベルト。
- 呼吸マスク:ファイアフライの火炎放射器で攻撃された際や、水没したスマイリー・カーからハーレイ・クインを救出するために水中に潜った時などに使用された酸素が限られた場所でもうまく呼吸可能にする小型マスク。
武器とガジェット[]
- バットラング:バットマンのシンボルのかたどった、非常に鋭利(コンクリートの壁を突き抜けるほど)だが非殺傷用の投擲武器。犯罪者の無力化から窓の破壊まで、様々な用途で任務を遂行する際に使用する。銃身さえも切断し、大きな損傷を与えることができる。また、犯罪現場付近に、自分が現れたことを示す名刺代わりにこれを残すことで犯罪者たちに圧を与える精神攻撃としても機能する。
- グラップルガン:ハンドガン型ケーブル装置。ゴッサム・シティを移動する際に使用され、エレベーターや滑車システムのように、無害な速度で上昇および下降することができる。敵を引っ張って気絶させたり負傷させたりすることもできる。ロープの先端のクロウは銛やスピアガンとしても機能する。銃のグリップの根元にある突起は、近接戦闘での鈍器として使用するのに最適で、ロープは取り外し可能なため、投げ縄として使うこともできる。また、ネットのように展開する弾丸を発射して敵の動きを封じることもできる。
- クリプトナイトの槍:スーパーマンとの決闘でこの武器を使用し(これでスーパーマンを瀕死状態まで追い詰めた)、後に(皮肉なことに)スーパーマン自身がドゥームズデイに対してこの武器を使用した。鉱石の性質上、クリプトン人とドゥームズデイに致命傷を与えることができる数少ない武器の 1 つだった。
- レミントン M700: ベル&カールソン ヴァーミント/タクティカル ストックの木製または木目調モデルにサプレッサーを取り付けて使用した。クナイゼフの輸送車に追跡装置を発射し、クリプトナイトの所在地を特定した。
- FN MK 13 グレネードランチャー:鉛の発煙弾を発射してスーパーマンやドゥームズデイを一時的に攪乱させるためにこれを使用した。
- CTS モデル 7290M ミニバン: 鉛を使用した改良型発煙手榴弾。
- クリプトナイト発煙弾:ルーサーから盗んだクリプトナイトで開発した手榴弾。粒子状に砕いた鉱石を放出し、スーパーマンの免疫を排除して彼の力を常人レベルまで減退させることで、約 1 分間弱体化させた。
- ブランディングリング:拳部にコウモリのシンボルが刻まれたナックルダスター装置。人体や石さえも容易に焼き切れるレベルまで加熱し、対象にコウモリの焼印を施す。主に凶悪犯罪者の身体にシンボルを焼き付けることで威嚇や警告として機能した。
車両[]
- 「バットモービルとかバットサイクルとかクレイジーなバット乗り物が欲しかったらあんたに電話すればいいのか。」
- ‐アーサー・カリー
- バットモービル:バットマンが輸送、追跡、捕獲に使用する重武装の特注戦闘車両。ゴッサム・シティでの犯罪との戦いに役立つ最も強力なツールの 1 つ。
- バットウィング: バットマンがドゥームズデイと戦うために使用した強力な火力を備えた空中戦闘プロトタイプ航空機。バットケイブ内のアルフレッドがバットコンピューターを介して遠隔操縦することもある。
- バットサイクル:都市での移動に使用される大型の二輪車。バットモービルと同様のエンジニアリング技術が採用されている。
- ナイトクローラー:バットマンのもう1台の車両。車や航空機では到達できない起伏の多い地形にアクセスするために使用される。4 つのスレッドタイヤが付いた戦車で、各脚にそれぞれ別の履帯が付いているため、歩行が可能となる。特別な機能は各脚で地面を突き刺して壁を登ったり、屋根からぶら下がったりできる。
- フライングフォックス:ジャスティス・リーグの移送を目的として特別に作られたバットマンの大型多階建て航空機。バットモービルとバットサイクルを収容できる。
- ウォーマシン:ポザーノフの戦いで破壊されたバットモービルの代わりとしてバットマンが使用したカスタムタンク。
トリビア[]
- バットマンへの言及は『マン・オブ・スティール』でスーパーマンとゾッド将軍の最終決戦で見られた。メトロポリスのビルには『落ち着いてバットマンに電話を」と書かれたポスターが貼られているが、これは後に『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でウェイン・タワーであることが明らかになり、その破壊は後者の映画でバットマンが関与する大きな筋書きとなった。ウェイン・エンタープライズの衛星も『マン・オブ・スティール』のスーパーマンとゾッドの戦いで登場した。
- プロデューサーのチャールズ・ローヴェンによると、バットマンは非常に乱暴で肉体的な人物だという。ベン・アフレックは2人とも非常に怒っている人物であるという点でバットマンのキャラクターに共感したと語った。
- 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の冒頭でバットマンは41~42歳くらいで、アルフレッドはバットマンを騙すことはできないものの、7歳のころから嘘のつき方の技術を訓練してきたと述べている。
- このバージョンのバットマンは最も殺傷能力が高いとされているが、他の映画バージョンのバットマンも少なくとも一度は人を殺したり、間接的に死を引き起こしたりしている。
- バットマンの声はマスクに内蔵されたヴォコーダーによってデジタル加工されている。
- 特定のシーン、特にアクションシーンでは、バットマンのマントがCGIを使用してレンダリングされている。
- このバージョンのバットマンはフランク・ミラーが書いた『ダークナイト リターンズ』のキャラクター像にインスピレーションを受けており、年老いて犯罪と戦う際に残忍になり、耐久性のある戦闘用アーマー、ガス状のクリプトナイトを詰めた催涙ガス弾、その他の弱体化手段を使用してスーパーマンと対等に戦うように描かれている。彼のメインコスチュームもこのコミックに基づいている。また、ゴールデンエイジ、アーカム・バース(ゲーム)、コミックのメインバージョンの要素もいくつか取り入れられている。
- 『BvS』と『ジャスティス・リーグ』の衣装デザイナー、マイケル・ウィルキンソンはブルースが日本でアジアの武術を学んだと明かした。
- このバージョンのバットマンはフィジカル能力の点ではコミック版に近いバットマンであることを示す、初めてで唯一の実写版であり、性格の面でもバットマンを正確に描写している。
- ベン・アフレックのキャスティングは当初、オンライン嘆願書の提出を含む論争を引き起こしたが、彼の演技は最終的に非常に好意的に受け止められ、ほとんどのファンは彼を『史上最高のバットマン』や『バットフレック』と呼んで称賛した。これがきっかけで、アフレックはDCEUのバットマン単独映画の脚本を書き始め、その噂やニュースはオンラインとオフラインの両方でファンの間で熱狂を引き起こした。
- リチャード・セトローネ(『BvS』でベン・アフレックのスタントダブルを務めた)によると、倉庫での格闘シーンでキックボクシング、ジークンドー、カリ、プロレスを取り入れたと語った。
- バットマンは怪傑ゾロのファンであり、犯罪との戦いにおいて彼に影響を受けた。
- ブルースがバットマンであることを知っているのはジャスティス・リーグのメンバー、ロビン、レックス・ルーサー、アマンダ・ウォラー、ロイス・レイン、アルフレッド・ペニーワースだけとなる。
- ベン・アフレックは伝記映画『ハリウッドランド』で俳優ジョージ・リーヴスを演じた。リーヴスは『スーパーマン』シリーズでスーパーマンを演じたため、アフレックはスーパーマンとバットマンの両方を演じた俳優となった。
- ベン・アフレックは筋肉質なバットマンになるために、毎日午前5時に複数のジムでトレーニングした。クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』三部作でブルース・ウェイン/バットマンを演じたクリスチャン・ベールに役作りのためにどのように体を鍛えるかを尋ねていた。また、ベールのアドバイスはコスチュームデザイナーにトイレに行きやすくするためにジッパーを付けてもらうことだったとジョークを飛ばした。
- 『ジャスティス・リーグ』のオリジナル版ではバットマンは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の出来事の間に行った殺人によって不名誉なことをした後悔から自分が奪った命を償うために自らを犠牲にしようとする展開があった。しかし、ワンダーウーマンとアクアマンから「戦いで死んでも何も変わらない、戦いを続けるために生きなければならない。」と言われて救われるという内容だった。
- DCエクステンデッド・ユニバースにおけるバットマンはルイス・ウィルソン、ロバート・ロウリー、アダム・ウェスト、マイケル・キートン、ヴァル・キルマー、ジョージ・クルーニー、クリスチャン・ベール、ダヴィード・マズーズに続く、9番目の実写化となる。
- 2019年2月4日、ベン・アフレックはバットマン役を降板すると発表し、ジェイク・ギレンホールかアーミー・ハマーが後任になるという噂が流れた。しかし、2019年5月、ロバート・パティンソンがベン・アフレックの後任になることが確認されたが、彼の映画『ザ・バットマン』はDCEUの連続性外での舞台となった。
- カナダ人俳優兼モデルのマット・ターナーは『ピースメイカー』でジャスティス・リーグのカメオシーンでバットマン役として撮影をしたが、ポストプロダクションで削除された。
- ジョー・マンガニエロはインタビューでデスストロークがラーズ・アル・グールによって訓練され、バットマンも彼から訓練を受けたと明かした。リーグ・オブ・アサシンとの訓練でバットマンは去り、デスストロークは残ったと明かした。
- 当初、DCEUではバリー・アレンが『ザ・フラッシュ』でタイムラインをリセットした後、ベン・アフレックのバットマンがキートンのバットマンに置き換えられる予定だった。タイムラインをリセットした後、バリーがアパートに戻るポストクレジットシーンがあり、アフレックのバットマンがバリーのコンピューター画面に現れ、バリーに彼を見つけるように告げ、彼がマルチバースのどこかで迷子になったことを示唆していた。