リージョン・オブ・スーパーヒーローズ

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リージョン・オブ・スーパーヒーローズ（Legion of Super-Heroes）は、銀河を越えて集まった、スーパーパワーを持つ若者たちによって構成される30世紀のヒーローチームである。このチームは、スーパーボーイが残した数々の伝説に刺激を受けたコズミックボーイ、ライトニングラッド、サターンガールの三人によって、R.J.ブランドという資産家の助力を得て結成された。時とともに、数多くのメンバーが加わり、多種多様な能力や個性の集まりとなっていった。リージョン・オブ・スーパーヒーローズは若者のみによるチームだが、成長した彼らが登場することもあり、アダルト・リージョンと呼ばれている。リージョンのメンバーはリージョネアと呼ばれ、未来においてはアイドルのような人気を誇るチームであり、入隊志願者も多い。そのため入隊試験に合格できないキャラクターも多く描かれるが、そうした不合格だったヒーローによるリージョン・オブ・サブスティテュート・ヒーローズという控えのチームも結成された。
リージョン・オブ・スーパーヴィランズ、フェイタル・ファイブ、コンピュート、ユニバーソ、タイム・トラッパー、リーランド・マッコーリー、ダークサイドといったキャラクターが主なヴィランとして登場した。
リージョン・オブ・スーパーヒーローズはいくつかのバージョンが存在するが、未来のチームのため、他のDCユニバースのキャラクターのように『クライシス・オン・インフィニット・アース』や『フラッシュポイント』といったイベントではなく、他の要因による改変で新たなコンティニュイティが生み出されていった。シルバーエイジに登場したオリジナル・リージョン、タイムパラドックスによって存在したバッチSW6、『ゼロ・アワー』による改変で生まれたリブート・リージョン、アース・プライムのコンティニュイティに現れたプライム・リージョン、『ドゥームズデイ・クロック』でタイムラインが消去されたことによって作り出されたポスト・リバース・リージョン等が主なバージョンである。

初登場[]

リージョン・オブ・スーパーヒーローズ
作者	オットー・バインダー、アル・プラスティーノ
初登場	アドベンチャー・コミックス #247 (1958年)

歴史[]

『アドベンチャー・コミックス』や『アクション・コミックス』にて、スーパーボーイやスーパーガールの連載にゲスト・キャラクターとして4年間にわたって度々登場したリージョン・オブ・スーパーヒーローズは、1962年の『アドベンチャー・コミックス』#300にて初めて主役となるシリーズの連載をスタートさせた。『アドベンチャー・コミックス』の連載が1969年まで続いた後、『アクション・コミックス』や『スーパーボーイ』での連載によって人気を確実なものにしていき、1980年代以降は幾度かのリランチを繰り返しながら、リージョンのメイン・シリーズが刊行され続けた。コズミックボーイやティンバーウルフなど、何人かのメンバーは個人タイトルのシリーズも刊行されている。2006年から2008年にかけてはテレビアニメのシリーズ『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ』も展開され、2シーズンが制作された他、『ヤング・スーパーマン』や『SUPERGIRL／スーパーガール』といった人気ドラマにも登場した。
2013年に『リージョン・オブ・スーパーヒーローズ (Vol. 7)』が終了してからは、2015年の『コンバージェンス』と、そのタイインである2号のミニシリーズを除いてしばらく登場がなかったが、2019年に『スーパーマン (Vol. 5)』 #14にて、新たなコンティニュイティによるチームが登場し、新シリーズもスタートした。