スワンプシング(Swamp Thing)は植物の精霊であり、地球上の全ての植物との繋がりを持つ存在で、エレメンタルのネットワークの一つ「ザ・グリーン」を司るアバターである。植物学者アレック・ホランドは、植物のホルモンを活性する試薬を開発するが、事故により試薬を浴び、死亡してしまう。しかし、彼は沼の怪物=スワンプシングとして、記憶や人格を引き継いで復活した。スワンプシングは植物の化身として、人間と自然の両方の立場から地球の環境を見守り、数々の超常的な問題とも対峙してきた。彼はパーラメント・オブ・ツリーの一員であり、『ブライテスト・デイ』では、ホワイトランタン・コァの一員となった。
初登場[]
スワンプシング
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作者 |
レン・ウェイン、ベルニ・ライトソン
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初登場 |
ハウス・オブ・シークレッツ #92 (1971年)
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歴史[]
スワンプシングは、ライターのレン・ウェインと、ペンシラーのベルニ・ライトソンによって、1971年、ハウス・オブ・シークレッツ #92にて、読み切り作品で初登場した。翌年の72年には、同じくレン・ウェインとベルニ・ライトソンによって、最初の個人シリーズがスタートする。最初のシリーズは、#13までレン・ウェインによって手がけられ、1976年の#24まで連載が続けられた。
1982年にはウェス・クレイブンによって、単独の映画作品が制作され、同じ年に新しく個人シリーズもスタートした。#20からアラン・ムーアをライターに迎え、新たなキャラクター性が加えられ、現在に続くスワンプシングの設定が確立する。
89年の#90ではライターのダグ・ウィーラーとペンシラーのパット・ブロデリックによって、娘のテフェ・ホランドが登場する。
シリーズは1993年の#129から、インプリントのヴァーティゴからの出版となった。2000年から2001年にかけてブライアン・K・ヴォーンが第3シリーズを手掛け、2004年から2006年にかけてアンディ・ディグルやジョシュア・ダイサートが第4シリーズを手掛けた。
2011年のNEW 52のリブートにより、新たなシリーズが、再びDCコミックスから刊行開始された。このシリーズはスコット・スナイダーやチャールズ・ソウルがライターを担当し、2015年の#40まで続いた。2016年には、ペンシラーにケリー・ジョーンズを迎えて、レン・ウェインが再びライターを担当する6話のミニシリーズが刊行された。
1989年には続編の実写映画が公開され、1990年から93年にかけて実写のテレビドラマも展開されたほか、1991年には全5話のアニメシリーズも制作されている。
2019年、DCコミックスの配信サービスであるDCユニバースから新たなドラマシリーズが配信された。
ユニバース別のスワンプシング[]
メイン[]
その他[]
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アレックス・オルセン (ニューアース)
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主な登場作品:ハウス・オブ・シークレッツ #92
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マルチバース[]
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スワンプシング (DCボムシェル)
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主な登場作品:
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その他のメディア[]
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アレック・ホランド (怪人スワンプシング 影のヒーロー)
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主な登場作品:怪人スワンプシング 影のヒーロー
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アレック・ホランド (怪人スワンプシング (ドラマ))
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主な登場作品:怪人スワンプシング (ドラマ)
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スワンプシングのコミック[]
スワンプシングのコミックス一覧参照。
外部リンク[]