フューチャー・ステート:スワンプシング #1 | ||
2021年3月 (2021年1月5日) | ||
スワンプシング:オブシディアン・サン Swamp Thing: Obsidian Sun | ||
ライター:ラム・V | ペンシラー:マイク・パーキンス | |
人々が姿を消し、スワンプシングが生み出した植物生命体が闊歩する遠い未来。スワンプシングはグリーンファーザーと呼ばれ、多くの子供達と暮らしていた。勇気ある女性リーダーのヘザー、無垢な少女のカラ、ひねくれ者のインディゴ、多くの仲間達に囲まれたスワンプシングだったが、彼は常に生き残った人間達を探し続けていた。ある時、仲間の一人が何者かに殺される事件が起こる。彼らが追い詰めた犯人は、永きに渡って探し続けていた人間の生存者だった。ベネンと名乗るその男は、自分はここよりさらに北、植物の存在しない地にあるスター要塞からの脱走者であると語った。彼の口から他の脱走者の存在を知り、スワンプシングはこの世界に人間の生存者がいることを知る。スター要塞では、スワンプシングの存在を知るある男が、実験台となったオブシディアンを使って世界を永遠の暗黒に包み込もうとしていた。 | ||
Future State: Swamp Thing Vol 1 1 |
フューチャー・ステート:スワンプシング #2 | ||
2021年4月 (2021年2月2日) | ||
スワンプシング:オブシディアン・サン パート2 Swamp Thing: Obsidian Sun, Part Two | ||
ライター:ラム・V | ペンシラー:マイク・パーキンス | |
要塞からの脱走者と合流したスワンプシング達は、スター要塞に攻め入った。兵士たちを倒しながら奥へ進むスワンプシングは、要塞の最深部で、身体の半分が植物と化したジェイソン・ウッドルー=フロロニックマンと邂逅する。彼の口から、かつての人間の世界を破壊したのはスワンプシングその本人であること、地球を暗黒に陥れるオブシディアンの武器はもう止められないことが告げられる。ショックを受ける仲間達を脇に、ウッドルーを完全に植物に変えたスワンプシングが最後の選択を迫られる。人間を模して自らの子供達を作ったスワンプシングだったが、決められた人格を持った完璧すぎる存在でしかない彼らには、スワンプシングの信じる魂を宿すことができなかった。人類の生存のため、スワンプシングの子供達は自分たちへの愛と価値を問いながら、スワンプシングの糧となり一人ずつ消えていく。空を暗黒が包んだ時、スワンプシングはその向こうに手を伸ばして大地に植物を宿し、いつか来る夜明けのために自らを犠牲にするのだった。 | ||
Future State: Swamp Thing Vol 1 2 |