この記事はホークマン/カーター・ホール/ケイター・ホルのナビゲーション・ページです。 |
ホークマン(Hawkman)はサナガー星で採掘される反重力鉱物「エヌスメタル」製の飛行用ハーネスとメイスを駆使して犯罪と戦う、翼を持ったスーパーヒーローである。ホークマンは古代エジプトのクフ王の生まれ変わりであり、歴史上何度も転生しているため複数のバージョンが存在している。また、クフ王の恋人チェイ=アラも共に転生しており、ホークガールやホークウーマンといったパートナーとして登場してきた。
ゴールデンエイジに登場した初代ホークマンの正体は、考古学者で冒険家のカーター・ホール(Carter Hall)である。彼は自分が古代エジプトのクフ王の生まれ変わりであることを知り、古代の兵器を手に取りヒーローとして戦うようになった。シルバー・エイジにはサナガー星からやってきた宇宙人の警察官ケイター・ホル(Katar Hol)がホークマンになった。クライシス以降はカーター・ホールとケイター・ホル両方のバージョンが存在することになり、フラッシュポイント以降はNEW 52でケイター・ホルが紹介され、DCリバース以降にはカーター・ホールも登場した。ホークマンはジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカやジャスティス・リーグ・オブ・アメリカのメンバーであった。
歴史[]
初登場[]
ホークマン (カーター・ホール) | |
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作者 | ガードナー・フォックス、デニス・デヴィル |
初登場 | フラッシュ・コミックス #1 (1940年) |
ホークマン (ケイター・ホル) | |
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作者 | ガードナー・フォックス、ジョー・キューバート |
初登場 | ブレイブ&ボールド #34 (1961年) |
経歴[]
ホークマンは1940年の『フラッシュ・コミックス』第1号で登場し、フラッシュと並ぶ人気キャラクターとして、同誌が終了する1949年まで登場し続けた。また『オールスター・コミックス』でも並行して連載が開始し、第3号でジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカが結成されて以降は、メインメンバーとして登場し続けた。
1951年に『オールスター・コミックス』が終了して以降はしばらく登場がなかったが、シルバーエイジに入り、1961年に刊行された『ブレイブ&ボールド』#34にて新たなバージョンのホークマンが登場した。『ブレイブ&ボールド』で6号、続いてSF系アンソロジー・コミックの『ミステリー・イン・スペース』で4号描かれた後、1964年に個人タイトル『ホークマン (Vol. 1)』がスタートする。
その後もブロンズエイジには『ディテクティブ・コミックス』や『ワールズ・ファイネスト』でホークマンのストーリーが連載され、1985年には全4号のミニシリーズ『シャドウ・ウォー・オブ・ホークマン』が、1986年にはオンゴーイングシリーズの『ホークマン (Vol. 2)』がスタートする。しかし、この頃のDCコミックスでは『クライシス・オン・インフィニット・アース』による大規模な設定の改変が行われており、他のタイトルが新たな世界観となる中、ホークマンはかつての世界観のままであった。そのため、この時期のクロスオーバーでは新旧の設定が入り乱れており、この2シリーズはアース85という別の世界観のものという設定も生まれた。この頃からホークマンの設定の複雑化が始まっていくことになる。
1989年にティム・トルーマンによるミニシリーズ『ホークワールド (Vol. 1)』でクライシス以降の新しい世界観の元でのホークマンのシリーズがスタートし、ケイター・ホルがホークマンとして描かれた。翌1990年には『ホークワールド (Vol. 2)』が通常連載としてスタートし、シリーズ終了後の1993年には個人シリーズ『ホークマン (Vol. 3)』が連載を開始する。しかし、これらに先行して別のホークマンが1988年の『ジャスティス・リーグ・インターナショナル (Vol. 1)』に登場していた。
主なクリエーター[]
- ガードナー・フォックス
- ホークマンの生みの親であるだけでなく、シルバーエイジの新しいバージョンのホークマンも創造したコミックライター。
- トニー・イザベラ
- 『シャドウ・ウォー・オブ・ホークマン』『ホークマン (Vol. 2)』のライター。
- ティム・トルーマン
- クライシス以降のニューアース最初のシリーズ『ホークワールド (Vol. 1)』のライター。
- ジョン・オストランダー
- ティム・トルーマンから引き継いで『ホークワールド (Vol. 2)』『ホークマン (Vol. 3)』を担当したライター。
- ジェフ・ジョーンズ
- 『ホークマン (Vol. 4)』を担当したライター。
関連キャラクター[]
ユニバース別のホークマン[]
メイン[]
カーター・ホール (プライムアース) | |
主な登場作品:ダークナイツ:メタル, ホークマン (Vol. 5) | |
ケイター・ホル (プライムアース) | |
主な登場作品:サベッジ・ホークマン, デス・オブ・ホークマン | |
カーター・ホール (ニューアース) | |
主な登場作品: | |
ケイター・ホル (ニューアース) | |
主な登場作品:ホークワールド (Vol. 1), (Vol. 2), ホークマン (Vol. 3) | |
ケイター・ホル (オリジナル・マルチバース/アース1) | |
主な登場作品:ホークマン (Vol. 1), シャドウ・ウォー・オブ・ホークマン | |
シルバーエイジのホークマンで、サナガー星の警察官。 |
カーター・ホール (オリジナル・マルチバース/アース2) | |
主な登場作品:フラッシュ・コミックス、オールスター・コミックス | |
ゴールデンエイジのホークマンで、考古学者。 |
マルチバース[]
スカイ・タイラント (NEW 52マルチバース/アース3) | |
主な登場作品:イヤー・オブ・ザ・ヴィラン, ホークマン (Vol. 5) | |
ケイター・ホル (NEW 52マルチバース/アース42) | |
主な登場作品:マルチバーシティ | |
エヌスメタル・ホークマン (NEW 52マルチバース/アース44) | |
主な登場作品:マルチバーシティ | |
ケイター・ジョンソン (52マルチバース/アース18) | |
主な登場作品:ジャスティス・ライダース | |
ホークマン (52マルチバース/アース22) | |
主な登場作品:キングダム・カム | |
未来世界/エルスワールド[]
カーター・ホール (ディシースト) | |
主な登場作品:ディシースト、ホープ・アット・ワールズ・エンド | |
カーター・ホール (フューチャーズ・エンド) | |
主な登場作品:フューチャーズ・エンド | |
映像作品[]
ケイター・ホル (52マルチバース/アース18) | |
主な登場作品:ヤング・ジャスティス (アニメ) | |
カーター・ホール (ヤング・スーパーマン) | |
主な登場作品:ヤング・スーパーマン | |
カーター・ホール (アローバース) | |
主な登場作品:レジェンド・オブ・トゥモロー | |
ホークマンの映像作品[]
- レジェンド・オブ・トゥモロー (ドラマ):シーズン1
ホークマンのコミックス[]
▶︎ホークマン/コミックス一覧
フラッシュ・コミックス
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1940年〜1949年 #1-104 |
ミステリー・イン・スペース
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1963年〜1964年 #87-90 |
ブレイブ&ボールド
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1961年〜1962年 #34-36, #42-44 |
ホークマン (Vol. 1)
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1964年〜1968年 #1-27 |
アトム&ホークマン
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1968年〜1969年 #39-45 |
1985年 #1-4 |
ホークマン (Vol. 2)
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1986年〜1987年 #1-17 |
ホークワールド (Vol. 1)
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1989年 #1-3 |
ホークワールド (Vol. 2)
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1990年〜1993年 #1-32, アニュアル#1-3 |
ホークマン (Vol. 3)
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1993年〜1996年 #1-33, #0, アニュアル#1-2 |
レジェンド・オブ・ホークマン
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2000年 #1-3 |
ホークマン (Vol. 4)
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2002年〜2006年 #1-49 |
2011年〜2013年 #1-20, #0 |
デス・オブ・ホークマン
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2016年〜2017年 #1-6 |
2018年〜2020年 #1-29 |