ワンダーウーマン(Wonder Woman)はアマゾン族の戦士にして、DCユニバースでもっとも強力なスーパーヒロインの1人である。彼女はヒッポリタの娘で、あらゆる邪悪に対抗すべく、神々によって力を与えられた。彼女は女だけが住むパラダイス島で生まれ育ったが、愛と力のメッセージを広める使者として男たちの世界へ送られた。ワンダーウーマンは犯罪に立ち向かうことで、世の中の女性たちの手本となる姿を伝えている。彼女は真実の投げ縄や服従の腕輪を身に着け、透明飛行機を乗りこなす。彼女は人間社会でダイアナ・プリンスという偽名を使うこともある。また、ワンダーウーマンはジャスティス・リーグの設立メンバーである。
ダイアナ・プリンス以外にアルテミスや、ダイアナの母ヒッポリタがワンダーウーマンになっていたこともあった。
初登場[]
歴史[]
- “女性の長所は、彼女らの短所のゆえに見下されてきました。明らかな是正策は、スーパーマン級のパワーに良質で美しい女性の魅力を合わせ持つヒロインを創り出すことです„
- ―ウィリアム・マーストン[1]
ワンダーウーマンの生みの親はウィリアム・モールトン・マーストンである。
1940年代初頭当時、DCコミックスの作品はスーパーマン、バットマン、グリーンランタンといった男性のスーパーヒーローたちによって占められていた。2001年秋に発刊されたボストン大学の学友雑誌の記事によると、女性スーパーヒーローのアイデアを発案したのは、ウィリアム・マーストンの妻、エリザベスだったという。
マーストンはこのアイデアをオールアメリカン出版社の共同設立者であるM・C・ゲインズに提示する。制作の許可が下りると、マーストンは妻エリザベスとともにワンダーウーマンの創作に取り組んだ。彼は自分の妻のことを、当時の時代が生んだ型にはまらない自由な女性のモデル的存在だと考えていた。また、マーストンはワンダーウーマンの制作にあたって同棲相手のオリーブ・バーン(Olive Byrne)からもインスピレーションを得た(マーストンは2人の女性と一夫多妻的な恋愛関係を結んでいた)。
当時マーストンは自分とM・C・ゲインズのミドルネームを組み合わせた「チャールズ・モールトン」というペンネームを使用していた。
マーストンは「従順で平和的なか弱い女性像」と「スーパーマンの能力と女性の魅力を合わせ持つ人物」を組み合わせたキャラクターを創り出し、シュープリーマ(Suprema)と名付けた。最終的に、女しかいない理想郷で生まれ育ち、アメリカ合衆国犯罪取締局のエージェントとして活動し、犯罪者との戦いでは超人的パワーをふるい、魔法の投げ縄で真実を暴き出す新キャラクターのイメージができあがった。弾丸を逸らす際に使う銀のブレスレットをはじめ、キャラクターの外見・衣装はマーストンの同棲者オリーブ・バーンから影響を受けている。
モールストンが生んだキャラクターの名前は、編集者のシェルドン・メイヤーによってシュープリーマからワンダーウーマンに変更された。その後、ワンダーウーマンは1941年12月発売の『オールスター・コミックス #8』で初登場を飾り、1942年1月に『センセーション・コミックス #1』で2度目の登場を果たした。また、同年6月にはシリーズ『ワンダーウーマン (Vol. 1)』が始まる。
キャラクター[]
ユニバース別のワンダーウーマン[]
メイン[]
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ワンダーウーマン (オリジナル・マルチバース/アース1)
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主な登場作品:シルバーエイジ〜ブロンズエイジ
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ワンダーウーマン (オリジナル・マルチバース/アース2)
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主な登場作品:ゴールデンエイジ
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NEW 52マルチバース[]
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース1)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース2)
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主な登場作品:
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スーパーウーマン (NEW 52マルチバース/アース3)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース6)
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主な登場作品:
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ワルキューレ (NEW 52マルチバース/アース7)
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主な登場作品:
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ブリュンヒルデ (NEW 52マルチバース/アース10)
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主な登場作品:
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ワンダラスマン (NEW 52マルチバース/アース11)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース12)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース14)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース16)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース17)
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主な登場作品:
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マダム.44 (NEW 52マルチバース/アース18)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース19)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース21)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース22)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース23)
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主な登場作品:
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ビザラ (NEW 52マルチバース/アース29)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース30)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース31)
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主な登場作品:
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ワンダーホーク (NEW 52マルチバース/アース32)
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主な登場作品:
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ハーキュリーナ (NEW 52マルチバース/アース34)
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主な登場作品:
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マジェスティ (NEW 52マルチバース/アース35)
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主な登場作品:
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ウォーウーマン (NEW 52マルチバース/アース36)
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主な登場作品:
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ヴァーグ (NEW 52マルチバース/アース41)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース42)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース43)
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主な登場作品:
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プラチナ・ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース44)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (NEW 52マルチバース/アース50)
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主な登場作品:
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ダークマルチバース[]
52マルチバース[]
エルスワールド[]
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ワンダーウーマン (DCボムシェルズ)
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主な登場作品:DCコミックス・ボムシェルズ
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ワンダーウーマン (トゥルー・アマゾン)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (ゴッサムシティ・ガレージ)
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主な登場作品:
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未来世界[]
映像作品[]
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ワンダーウーマン (ワンダーウーマン'77)
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主な登場作品:
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ワンダーウーマン (DCスーパー・ヒーロー・ガールズ)
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主な登場作品:DCスーパー・ヒーロー・ガールズ
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ワンダーウーマンのコミックス[]
▶︎ワンダーウーマン/コミックス一覧
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1987年〜2006年 #1-226, #0, #1000000
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2006年〜2011年 #1-44, #600-614
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ワンダーウーマンの映像作品[]
レコメンド[]
コミックス[]
脚注[]
- ↑ 『THE HERO―アメリカン・コミック史』 (2014) p86
外部リンク[]