「かつて私は世界を救おうとした。戦争を止め、人類に平和をもたらすために。だが人々の光の中に潜む闇を見て、誰の中にも常に両方の面があることを知った。それぞれが自分で選択しなければならない。それはどんな英雄にも変えられない。そして今、私は愛だけが本当に世界を救えることを知っている。だから私はここで戦い、そして与える。世界の平和のために。これが私の使命だ。永遠に。」
-ダイアナ・プリンス
セミッシラのダイアナはアマゾンの戦士の王女で、ワンダーウーマンとして知られる世界初のスーパーヒーローの1人、ヒッポリタ女王とオールドゴッズの王ゼウスの娘、ジャスティス・リーグの創設メンバー。
セミッシラ島で生まれて楽園の地で育った彼女はアマゾン族が軍神アレスを倒して世界に平和の新時代を齎す偉大な使命を担っているという話を聞かされた。成人すると、母親の反対にも関わらず、戦士としての道を志して叔母アンティオペから密かに訓練を受けたが、すぐに母親に知られて渋々ながら彼女を戦士として受け入れてアンティオペに他のアマゾン族よりも高度な訓練を受けさせるように命じた。
訓練を積んだ彼女は進行中の大戦でドイツ軍から逃亡してきたスティーブ・トレバー大尉に遭遇した。ドイツ軍がドクター・ポイズンのメモを持ったスティーブを追跡してセミッシラを侵攻したことで戦闘が勃発してアンティオペを失った後、アマゾンの不在で人類が堕落したことを悟った彼女はアレスが戦争の扇動者であると確信して大戦に参加することを決意した。アレスを発見して自身が彼の妹で元々彼に対する究極の武器として創造されたゴッドキラーであることを明かされた彼女は激戦の末に人類をアレスから解放するという目的を果たした。
第一次大戦でスティーブを失って他の友人たちとも死別した彼女は心が砕かれ孤独だったが、長年に渡って謎の救世主として影から必要に応じて人類を守ることを誓った。世界についての知識を深めてワシントンDCのスミソニアン博物館などで職を得ながら身を守るために住居を転々とした。
1984年、起業家マックスウェル・ロードや友人バーバラ・ミネルバと対立する中、スティーブと再会してアメリカとソ連間の核戦争を阻止した。マックスがドリームストーンを私利私欲のために利用したことで世界的な混乱を引き起こした後、彼と世界中の人々に願いを放棄するように説得して収束させた。
現代、ダイアナ・プリンスという名でルーブル美術館の学芸員として活動していた。
ブラック・ゼロ事件の2年後、レックス・ルーサーが彼女とワンダーメンの写真を含むメタヒューマンの資料を持っていることを知って彼を追跡した。ホワイトポーチュギーを捜索するブルース・ウェインと遭遇して対立した後、彼女の正体を知った彼からルーサーのファイルにあった彼女がメタヒューマンである証拠となる写真を転送された。目的を果たした後、ロンドンに戻る準備をしたが、ドゥームズデイの出現でスーパーマンとバットマンに合流してスーパーマンの犠牲で怪物を倒した。クラークの葬儀で彼女とブルースは未知の脅威と戦うためのチームを創設することを決意した。
世界がマン・オブ・スティールの死を悼む中、彼の死を前兆と捉えた彼女は世界の脆弱性を利用する過激派と戦った。チームが結成されて復活したばかりのスーパーマンの記憶を取り戻す手助けをした彼女はステッペンウルフの阻止に貢献して異星からの侵略を退却させた後、ブルースと共にジャスティス・リーグの将来について計画し始めた。
2021年初頭、チームと共にアマンダ・ウォラーに要請されてバタフライ計画作戦に参加することになったが、戦いが終結した後に到着したことでピースメイカーにチームの無能さを指摘された。レトロボットの軍隊との戦いでワンダラス・セレーナとして知られるヒーロー、セリーナ・ウィリアムズ、別宇宙のダイアナと出会った彼女は侵略の首謀者ドクター・サイバーを拘束するために協力した。ビリー・バットソンが世界を救うために犠牲になったことを知った彼女はオリンポスの山にある彼の墓に行って神の杖の力を修復して彼を蘇生した。病院から細菌を強奪したアル・ファルコーネとその仲間を止めるためにバットマンとフラッシュに加勢した後、ウェイン財団の科学技術会議を元海兵隊員のグループがテロ攻撃した際にアクアマンとフラッシュに協力した。
生涯[]
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人物[]
能力[]
- 「お前にはオールドゴッズの血が流れているな。」
- ‐ステッペンウルフ
アマゾンとオリンピアンの混血の生理機能:アマゾンとオールドゴッドの混血の子孫として、人間離れした強さ、耐久性、スピード、敏捷性、スタミナ、反射神経、治癒力、長寿、ブレスレットを通して神聖なエネルギーを生成する能力、限られた方法で電気を操作する能力、呪文を唱える能力など、信じられないほどの超人的な身体能力を持っている。アレスのようなオールドゴッドを殺し、ドゥームズデイのようなはるかに強い存在と戦うのに十分なほどである。そのため、ワンダーウーマンは宇宙で最も強力な存在の1人であり、地球上でスーパーマンに次ぐ2番目に強い存在である。
- 「あなたは自分が思っている以上に強い。」
- ‐アンティオペ
- 超人的な強さ:半神である彼女は信じられないほどの超人的な力を持っており、ジャスティス・リーグで2番目に強いメンバー、地球上で最も強い存在の1人となっている。
- 超人的な耐久力: 皮膚、骨、筋肉は人間やアマゾンのそれよりもはるかに密度が高く硬いため、信じられないほどの耐久力を備えている。防弾ではなく、刺突攻撃の影響を受けるが、鈍器による外傷、高所からの落下、爆発、強力なエネルギー爆発を生き延び、アレス、ドゥームズデイ、ステッペンウルフ、スーパーマンなどの超人的な敵からの打撃に耐えることができる。
- 超人的なスピード:超スピードで走ったり移動したりできる。
- 超人的な反射神経: 彼女のスピードは超高速で動いていなくても反射神経にまで及んでいる。弾丸をスローモーションで動いているかのように知覚することができた。このスキルを繰り返し使用して、服従のブレスレットで弾丸をそらし、敵の攻撃を楽々とブロックした。
- 超人的な敏捷性: 生まれながらに超人的な敏捷性、器用さ、バランス感覚、身体の協調性を備えており、非常に長い距離をジャンプして巧みな宙返りをしたり、第一次世界大戦の兵士の攻撃をかわしながら素早く簡単に倒したり、同様に素早いアレス、チーター、ドゥームズデイの攻撃を何度もかわしたりすることができる。また、その優れた敏捷性と投げ縄を組み合わせ、巧みに滑空し、障害物を飛び越えることができる。
- 超人的なスタミナ: 彼女の高度な筋肉組織は、人間や他のアマゾンのほとんどの筋肉組織よりもかなり効率的。その結果、彼女の筋肉は、人間や他のほとんどのアマゾンの種族のメンバーと比較して、身体活動中に疲労毒素をほとんど生成しない。
- 再生治癒因子: 混血の生理機能により、超人的な速度で傷を治すことができる。
- 毒に対する耐性:ドクター・ポイズンの超致死性の水素ベースのマスタードガスの雲の中を窒息することなく、ほとんど不快感もなく歩くことができた。
- 超人的な感覚: 彼女の感覚はスーパーマンのように超人的に強化されている。
- 飛行: 重力に逆らって飛ぶ能力を持っている。ドリームストーンの願いを諦めて力を取り戻した後、ダイアナはまず気流に乗って飛ぶ方法を学んだ (スティーブ・トレバーのアドバイス)。徐々に飛行に慣れ、投げ縄で飛ぶ必要がなくなった。
- 「ワンダーウーマンのこと…どう思う?若い男って好きかな?」
「彼女は5000歳だ、バリー。彼女からしたら、皆若い男だ。」- ‐フラッシュとサイボーグ
- 不死: すべてのアマゾン族と同様に、ダイアナは目に見えて老化することなく数千年を生きており、年齢は約5000歳 (神々の戦争の直後に生まれた) で、第一次世界大戦以来「人間の世界」に存在している。そのため、ジャスティス・リーグのメンバーの中で最年長(それでもエンチャントレスより約 1000 歳若く、アレスやステッペンウルフよりさらに若い) であり、スーパーマンのように不老不死。
- 神の魔法:ゼウスの娘として、オールドゴッズの超自然的な神のエネルギーを制御できる。これにより、魔法を操作し、古代の神々のやり方について覚えていることと自身で学んだことに基づいて呪文を唱えることができる。
- 透明化:父がセミッシラにかけた覆いの呪文を真似て、物体の周囲に覆いをかけ、神々にも感知できないようにする秘術のベールを自ら生成する術を習得した。この能力を使ってF-111を隠し、脱出を可能にした。
- 神聖な盾の構築: エネルギーを使って自身を守ることもできる。
- 神波の放出: ブレスレットをぶつけると、球状の大きな全方向のオレンジ色 (または白熱) のエネルギーの爆発が放出される。
- 天候操作:神の力を使って天候を操作することができる。雷雨を起こしたり、稲妻を掴んでスイングすることもできる。
- エレクトロキネシス: ゼウスの半神娘として、神の稲妻をある程度制御できる。
- ヘスティアの投げ縄の能力:ヘスティアの投げ縄は彼女の超人的な特性に加えて、追加の能力も与える。
- 真実の誘導:ヘスティアの投げ縄を使って、他人に真実を語らせることができる。
- 過去認識:ヘスティアの投げ縄を使って、過去のビジョンをターゲットの心に投影することができる。
- テレパシー:ヘスティアの投げ縄を使えば、対象者と精神的に交信することができる。全世界と交信し、彼らの願いを放棄するよう説得し、またマックスウェル・ロードに彼の息子が彼の元に戻って欲しいと懇願している様子を見せた。
装備[]
武器[]
- ヘスティアの投げ縄: 完全に破壊不可能な武器。捕らえた者を強制的に投げ縄の持ち主に従わせ、真実を語らせることができる。
- 服従のブレスレット: 他のアマゾン同様、鎧の一部としてほぼ壊れない 2 つのガントレットを身に着けている。このガントレットは信じられないほど耐久性があり、アレスの巨大な稲妻やドゥームズデイの非常に強力で破壊的な熱攻撃さえもかわすことができる。半神としての彼女の力により、2つをぶつけると、外に向かって巨大なエネルギー波を作り出す能力も持つ。
- ゴッドキラー: セミッシラで鍛造された極めて鋭く丈夫な剣。
- アマゾンの盾: 第一次世界大戦中、ノーマンズランドに入るときに銃弾やその他の攻撃から身を守るためにアマゾンの盾を使用していた。しかし、戦闘中に盾を失い、数年後に新しいものに交換した。
- アテナの剣: ゴッド キラーに代わる剣。ゴッドキラーと同等の威力があり、ドゥームズデイにダメージを与えることができる数少ない武器の 1 つ。
- 鷲の盾: 他の武器やエネルギーブラストから身を守るために使用する盾 (ブレスレットと併用)。ブレスレットと同様にほぼ破壊不可能で、ドゥームズデイの熱攻撃さえも跳ね返すことができる。また、攻撃用の武器としても使用でき、これをドゥームズデイの脚に強く叩きつけ、一時的に彼を倒すことができた。ステッペンウルフの斧の強烈な一撃にも耐えることができた。
- 神の杖
その他の装備[]
- 鎧: 金色の鷲の形の胸当てが付いた赤い鎧のボディプレートとそれに合う金色の W 字型のベルトプレートを着用している。その下は青いスカートと膝丈のダークレッドの鎧付き戦闘ブーツで構成されている。この鎧は弾丸や鋭利な物体に対する脆弱性を補うのに役立つ。
- アンティオペ将軍のティアラ: 叔母で指導者でもあるアンティオペを偲んでこのティアラを身に着けている。このティアラを身に着ける者がアマゾン族の戦士の中で最も偉大な戦士であることを示すため、ふさわしい者となるよう努めている。
- 眼鏡:第一次世界大戦中、スティーブは彼女に正体を隠して人間(スーパーマンのように)のふりをするためにこれを着用させた。この眼鏡はルーデンドルフ将軍のスパイとの戦いですぐに壊れてしまった。
- アステリアの鎧: 1984 年にチーターとの対決に備えて初めてこの鎧を着用した。
ビークル[]
- インビジブルジェット: ダイアナが透明化したワシントン DC のロススミソニアンアーカイブの格納庫に保管されていたF-111 アードバーク。
トリビア[]
- 彼女は5000歳を超えており、ジャスティス・リーグの最年長メンバーである。
- 現在、ジャスティス・リーグの唯一の女性メンバー。
- 劇中で、ダイアナが駅で初めてアイスクリームを食べる(そしてそれを楽しむ)シーンはNEW52の『ジャスティス・リーグ第2巻第3号』でワンダーウーマンが同じことを(路上でではあるが)するシーンを暗示している。
- ザック・スナイダー監督の『ジャスティス・リーグ』は彼女がフラッシュによってワンダーウーマンと呼ばれている唯一の映画。コミック『ガイディング・ライツ』では自身をワンダーウーマンと呼び、レックス・ルーサーのデータで使用される彼女のロゴは2つの「W」。『アクアマン』では、ダイアナがアクアマンとの交際の噂についてコメントを求められた際に、彼女がワンダーウーマンと呼ばれている新聞の切り抜きが簡単に表示される。
- 同様にDCEUでブルース・ウェイン「バットマンと呼ばれたのは 3 回だけとなる。
- 『ワンダーウーマン』の当初の計画は1850年代のクリミア戦争中に設定されていた。
- アテナの剣には「人生は常に殺戮の連続であり、女神は自らの動物を犠牲にして自ら命を絶つ」という詩が刻まれている。
舞台裏[]
- ガル・ガドットは役作りのための徹底的な身体訓練の一環として、カンフー、キックボクシング、フェンシング、柔術、カポエイラを練習した。
- このワンダウーマンは初の実写映画デビューとなる。
- DCエクステンデッド・ユニバースにおけるワンダーウーマンはキャシー・リー・クロスビー、リンダ・カーター、エイドリアンヌ・パリッキに続く、このキャラクターの4番目の実写化となる。